2024.2.14
雑木の庭と外構をトータルで設計。ガーメントデザイナーが考える理想の庭づくり

ガーメントデザイナーが考える理想の庭
こちらの記事では、私たちの考える理想の庭について、また代表である中島の経歴や会社のことなどをお伝えしていきたいと思います。
今回は、私たちが作る庭への想いをテーマにお伝えします。

「家に着せる衣服の仕立屋さん」ガーメントデザイナーとは?
本題に入る前に、私たちの会社について改めて紹介させていただきます。
direct nagomi株式会社では庭の設計や施工もおこないますが、同時に外構も手掛けています。聞きなれない言葉かもしれませんが、外構というのは門やアプローチ、ガレージやカーポート、塀や生け垣などのことです。庭と外構はぞれぞれ求められる能力やセンスも異なる分野。その両分野に十分な経験を持ち、調和させながら形にできる存在はこの業界の中でもそう多くはありません。家が素敵に見え、暮らし心地もいい庭や外構をつくりたいという想いから「家に着せる衣服の仕立屋さん」、ガーメントデザイナーと私たちは名乗っています。
ガーメントデザイナーのコンセプトについて、詳しくはこちらで説明しています。
昔の庭と最近の庭
さて、今回は、「庭」という切り口でお話をします。
昔の庭と比べると、最近作られる庭は大きく変わってきました。大きな違いとして「位置」があります。昔の庭は玄関の反対側に作られることが多く、駐車場と庭で家を挟むような配置になっていました。最近では土地の片方に家が寄って建てられ、玄関の前に駐車場が大きく配置されていることが増えてきました。
この変化が起きた現実的な原因として、家一軒あたりの土地が狭くなったこと、つまり地価が高くなったことが考えられます。また、庭を作る理由が変わってきたことも挙げられそうです。
庭の用途の変化
かつて日本の庭は「鑑賞する対象」でした。お部屋の中や縁側から庭を眺めるために、庭師は花や木をたくさん植えて美しく飾ったものです。しかし、美しい庭の維持には手間も費用も掛かります。毎日のこまめなお手入れや庭師への定期的な剪定依頼も必要でした。

しかし現代を生きる私たちは忙しい生活を過ごしています。そのため、維持に手間がかかる観賞用の庭は少なくなり、メンテナンスしやすい簡易なものへと庭は変遷してきたのだと考えています。
「五感を使った生活」のための庭作り
近頃の家作りにおいて、庭の優先度はだんだんと低下しているように感じます。だからこそ昔の庭園ほど管理が大変ではなく、それでも四季を感じられる庭や外構をご提案したいと私は思っているのです。
私にとって庭は、見て、嗅いで、触って、という「五感を使った生活」の場です。鈴虫の鳴き声を聞いたり、季節ごとに野菜を育てて食べたり、豊かな時間を得られることが住む人にとっても大切なことだと思っています。

風情を大切にしつつも、メンテナンスの楽さにもこだわった「ちょうどいいバランス」の庭や外構を作っていきたいと思います。
本テーマについて、境目研究家の安田さんと対談した記事はコチラです。
