2025.6.27
庭師が考える庭の巨大水槽|アロワナからピラルクへ、屋外飼育計画の舞台裏

初めてお庭に巨大水槽をつくることに
こちらの記事では、私たちの考える理想の庭について、また代表である中島の経歴や会社のことなどをお伝えしていきたいと思います。
今回は「外でアロワナを飼う水槽の施工事例」をテーマにお伝えします。
アロワナ用の巨大水槽をお庭につくってほしい
先日、アロワナを飼う巨大水槽をお庭につくってほしいという面白いご依頼がありました。室内で約1.5mのものの中で飼っていましたが、どんどん育ってこのスペースですら小さくなったそう。アロワナは水槽の規模によって成長できるサイズが決まるので、もっと大きくするために外に新しく設置したいとご相談に来られました。

最終的には幅5.5m、奥行き2m、深さ1.3mの空間にする予定。メンテナンスについては、室内分を担当している業者さんが同様におこなってくれるため安心です。
お庭に大規模な水槽設置工事
水槽全体はコンクリート製で、水族館のように中を覗ける窓を横から張ります。その材料としてアクリル板だと、直射日光で黄ばむうえに掃除も大変なので、強化ガラスを使うことに。大きさと水圧を考慮し、厚さは19mm程度。重さもかなりありますから、クレーン車を用いた大がかりな工事になりそうです。総工費も1,100~1,200万円はかかると思います。

実は、話が進む中で、盗難の危険性から外で飼うのはアロワナではなくピラルクになりました。この魚なら体長が2~3mになるため、大きすぎて持っていけないだろうと(笑)。
熱帯の方の魚なので、温度管理が現在課題点として挙がっています。冬場の冷え込みで水温が下がりすぎないように、業務用のヒーターが必要になるでしょう。
庭師として初めての試みにチャレンジするのは楽しい
今回のご依頼は一見庭づくりと結びつかないようですが、実際は私たちが蓄積してきたノウハウやスキルが大いに発揮されています。水槽の中に自然石を置いたり水草を生やしたり、さらにはその前に商談スペースになるようなテラスも整えます。

巨大水槽の実現は難易度が高そうでしたが、初の試みでおもしろそうだなと挑戦してみました。初めて経験することには、庭師の仕事としても今までにない発想が求められ、必ず新しい発見があるから楽しいんです。このケースではシラサギが魚を取りに来ないように、水槽の上に開閉式のタープを取り付ける取り組みにチャレンジできました。
お庭に関わることであればどんな内容でも大歓迎ですので、ぜひご相談ください。
本テーマについて、境目研究家の安田さんと対談した記事はコチラです。
