2025.5.16
お庭におススメの雑木をご紹介!

お庭に彩りを与える雑木たち
こちらの記事では、私たちの考える理想の庭について、また代表である中島の経歴や会社のことなどをお伝えしていきたいと思います。
今回は「お庭づくりで多用される雑木のご紹介」をテーマにお伝えします。
雑木の庭の人気によってアオダモが高騰
以前の記事で、お庭での人気によって雑木の価格が高くなっていることをお話しましたが、1本1万円以下だったアオダモは今や5~7万円に。使い勝手が良く、植える人が増えたからでしょう。伸びる速度もゆっくりですし、上の方を中心に葉をつけるので、近くを歩いていても足元があまり邪魔になりません。

杉も高所に葉をつけますが、アオダモと形が異なり、その代用は難しいです。葉に関して、杉は円錐形に伸びるので幹がすごく太く、先は細い。一方でアオダモは上へと枝を広げていきます。その点で庭木に使いやすく、雑木の中でとても重宝されているのです。
アオダモ以外の雑木も価格が上昇?
アオダモが高騰したことで、他の雑木も連動して値段が上がっている印象です。たとえば、流行りのナツハゼも3~4万円に。特徴として、日本原種のブルーベリーで黒褐色の実がなり、高さにかかわらず全体的に葉がつきます。

ナツハゼは、私たちも含め山に採りに行くことが多いです。理由として、成長速度が遅く自分たちで育てると時間がかかって採算が合わないから。さらに、畑で並べて植えてもまっすぐにしか伸びないのに対して、山の中では光を求めて曲がったりする。そうした個性的な形のほうが昨今求められているのです。ちなみに、山では約3mにまで大きく育つことも。
常緑樹ではソヨゴもおススメ。1年で10cm程度しか伸びないほど成長が非常に遅いです。岐阜が産地のため、私たちは3万円程度で比較的安く手に入ります。常緑樹と落葉樹を組み合わせることで冬場もお庭が寂しくならないのでよく用いています。

同様に冬でもお庭を明るくしてくれるのがヤマコウバシ。落葉樹でありながら、葉が春先に入れ替わるまで残っている樹種です。秋になるときれいなオレンジ色になるため見応えもあります。

紅葉の時期にきれいなものだとドウダンツツジもいいですね。この期間だけでなく、新緑も美しい雑木です。
「雑」木が貴重な時代に
お庭に植える木の本数としては、50~60坪で少なくとも5本。昔はそれで約5万円だったのが、今はその3倍~5倍くらいになっています。5~10年後にはさらに高くなるかもしれませんが、それ以上に大きな課題があります。使いやすい大きさまで育ったものは、昨今のブームでおそらく採り尽くされているのです。だから価格上昇の前に、そもそも雑木の庭を希望してもつくれなくなる可能性を懸念しています。
木材としてしか使えなかった「雑」木が貴重な時代になったことです。
本テーマについて、境目研究家の安田さんと対談した記事はコチラです。
