2025.1.20
各務原市朝日町で6棟分をまとめたお庭をつくる②

果樹の植栽、景観と利便性を兼ね備えた駐車場
こちらの記事では、私たちの考える理想の庭について、また代表である中島の経歴や会社のことなどをお伝えしていきたいと思います。
今回は「街並みづくりに関わった事例を詳しくご紹介②」をテーマにお伝えします。
みんなで収穫を楽しめる果樹を植える
前回、岐阜県各務原市朝日町で6棟のお庭全体、街並みを手掛けた事例について、「雨が降るとできる池」を中心にお話しました。今回は、その他の工夫点をご紹介します。
その1つは、季節ごとに収穫を楽しめる木々を取り入れたことです。もともと育っていた栗の木とハッサクに、ブルーベリーやプラム、グミの木、ユスラウメなど食べられる果樹を追加して植えました。成長して実がなるようになれば、春先から秋まで収穫可能に。ブルーベリーやユスラウメなどでジャムづくりや秋の栗拾いができそうですね。また果実だけでなく、花や香りでも楽しめるでしょう。

それぞれのお宅の敷地に植樹をしましたが、その際のコンセプトは「みんなで収穫する」。棟に住む全員で育てて採る光景が実現されてほしい想いからです。
景観と利便性を両立させた駐車場
駐車場は、各家に2台ずつあります。道路に面した2棟は2台分とも道路沿いに、奥の4棟は1台分ずつ道路沿いと敷地内に分かれるような形です。景観だけを考えると、駐車場はすべて道路沿いに設置した方がよいのですが、実生活では荷物の上げ下ろしなど利便性も重要。現実的な落としどころとして、1台は景観の中に入れるようなつくりにしました。

もう1台分は表側に確保しているので、来客時にもそこに駐車できます。景観を大事にしながら利便性もカバーしたデザインに仕上げました。
コンクリートを使わないお庭
他にも実現させたアイディアはいろいろあります。たとえば今回、コンクリートは使いませんでした。どうしても夏場に熱を持ってしまうからです。あえて防草シートを敷かずに、わざと草を生やすことで暑さ対策をしています。一見雑草の手入れが大変ですが、下草として植えたグランドカバーがびっしりと育ってきます。そうなれば多少の草取りは必要なものの、かなり軽減されるはず。この敷地が全体で約350坪なので、ちょっと気になったときに抜く程度で問題ありません。ちなみに、1棟あたりは50~60坪くらいで、2人~3人家族で住むのにピッタリの広さです。

この住宅の販売は2024年の4月からスタートしており、見学イベントなどもおこなわれています。興味ある方はぜひいがみ建築工房さんにお問い合わせください。すでに1棟はオーナー様が住まれており、そこで生活されている雰囲気も感じられると思います。
本テーマについて、境目研究家の安田さんと対談した記事はコチラです。
