direct nagomi

岐阜県美濃加茂市

庭園・外構・エクステリア

2024.4.4

落葉樹と常緑樹どちらを選ぶ?メンテナンス負担を減らす庭木の選び方【庭づくりのプロが解説】

長く愛されるお庭を考えて木を植える

こちらの記事では、私たちの考える理想の庭について、また代表である中島の経歴や会社のことなどをお伝えしていきたいと思います。
今回は、「長く愛される庭づくりにおける植栽」をテーマにお伝えします。

美濃加茂・可児エリアの外構‗石庭

昔のお庭づくりで好まれた松の木

以前の記事でお伝えしましたが、direct nagomi株式会社の代表である中島は、京都で日本庭園の手入れをおこなう庭師としてキャリアをスタートしました。和風の庭園ではよく松が植えられているイメージがあるかと思います。縁起がいい木とされていたためです。針葉樹で葉が細く、その下の植物まで日光を通します。その様子が次の世代まで繁栄をもたらすものとして見立てられていたのです。

しかし、松は手入れに手間とお金もかかる木です。3.5メートル以上の高さになれば、職人でも1本の木に対して丸1日がかりの作業になります。最初にはさみで余分な枝などを落とした後、細かい部分は手で葉をむしって手入れをおこなう必要があるからです。形が整っているものでも、1~2年放置してしまうと元に戻せないくらいその姿が変わってしまいます。そのため、松は定期的な手入れが必要な樹種なのです。

長い目で見て庭をつくる

メンテナンスが大変なものの、幹がきれいで松林みたいにすると美しい光景になるということで、赤松を植えるのが近頃流行っているようです。ただ「どうしても松を植えたい」というこだわりがない限り、私たちは松よりもアオダモなどの雑木を植えることをお客様にご提案しています。私たちがおすすめするのは、低い位置の枝があまりなく門柱のそばに植えても邪魔にならない、それに、成長速度も遅くメンテナンスの回数が少なくても問題ない木々です。

美濃加茂・可児エリアの外構‗雑木

当たり前の話ですが、木は成長します。葉っぱが細かくて見た目が繊細なことからシマトネリコという常緑樹が最近人気ではありますが、実は成長が早く、1年に50センチ伸びることもあるようです。5年も経つとそれこそ職人に依頼しないと手に負えなくなるほど。大きくなりすぎて邪魔になったり、メンテナンスにお金がかかったりするため、お庭をつくって数年後に苦労されている方も少なくないようです。しかし、メンテナンスの負担によって「庭なんて手間がかかるだけで必要ないもの」になると、私たちとしても悲しい。だからこそお庭づくりは、できたあとの管理・維持も含めて長い目でぜひ考えてほしいのです。

メンテナンスしやすい落葉樹

庭掃除の手間という点では、シマトネリコのような常緑樹よりも落葉樹がおススメです。
落葉樹は秋になると一度にすべての葉が落ちるため、年に一回の掃除で済みます。一方常緑樹は、3月から7月頃にかけて少しずつ葉が散るため頻繁に落ち葉を片付けることになるのです。

美濃加茂・可児エリアの外構‗植栽

お庭づくりのご依頼があった際には、こうしたメンテナンスに関する情報もお客様にお伝えするようにしています。お庭はつくって終わりではありません。お客様の家や暮らしに寄り添って長く愛されるお庭を私たちはつくっていきたいのです。


本テーマについて、境目研究家の安田さんと対談した記事はコチラです。

「庭に植えるなら常緑樹?落葉樹?|『ガーメントデザイナー中島秀章がつくる庭 四季の装いがある家』」

「庭に植えるなら常緑樹?落葉樹?|『ガーメントデザイナー中島秀章がつくる庭 四季の装いがある家』」

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